いつも本当にありがとうございます。
リトルウイング華麗CEO(笑)、村上健太郎です。
リトルと華麗がお休みの火曜日。
みんなで組合主催の技術セミナーに参加してきました。
いろいろな縁でハッチと亜海ちゃんがモデルを仰せつかることになり、
それならば!
ということで、みんなで予定を合わせ馳せ参じたのです。
場所は宇都宮市文化会館4F。
講師は、新宿区四谷で活躍する荻原奈々先生。
美容と理容の両軸でサロンワークと講師活動に活躍される先生です。
KINONSHITA GAIEN EAST STREETのHP
奈々先生は宇都宮に前日入りし、
モデルの亜海ちゃんとハッチのカラーの仕込みを。
明日の講習に向けて、二人といろいろコミュニケーションをとってました(^_^)
百戦錬磨、コンクール仕込みの丁寧な技術を、間近で拝見することができたのはラッキー♪
ということで、当日の会場。
本日の講習テーマは
『パーソナルデザイン』と『時代性を考える』の二つ
まずは『パーソナルデザイン』から
お客様をカットをするにあたって、のお話。
「顔に似合う」、「バランスが良い」ということだけでなく、
「トレンドを追いたい人」「仕事のために髪型に制約がある人」等、お客様それぞれの願望や事情を加味したうえで、
その人らしい似合うデザイン(パーソナルデザイン)を提案できる提案力と、それを実現する技術力が重要である、と。
「お客様を観察し分析することで、その人に合ったパーソナル診断を行ないましょう。」ということで、具体的な診断方法を実例を交え、わかりやすく教えていただきました。
特に男性客は女性客のようにやりたい髪型・髪色ができないことが多いため、
「パーソナルデザインを具現化する」ことは、実は男性のお客様の方が大切です!
とのことで、モデルはハッチ(#^^#)
ハッチの希望は「大人っぽさ」!
奈々先生による、
「都会的な」、「洗練された(sophisticate)」、「ドレッシー」をキーワードにしたカット&パーマの実演です。
技術解説やためになるお話を交えつつ、
場数を踏んだ分かりやすい話術、円熟した手さばきで、
あっという間に時間は過ぎます。
一通りカットをしてパーマ
そして、
ハッチを薬液処理している間に、今度は亜海ちゃんの出番。
二つ目のテーマ
『時代性を考える』です。
実は今、1998年~2000年頃のリバイバルが起きていて、当時の流行り「ウルフスタイル」が注目され…
でも、
当時の「ウルフカット」を再現するだけではダメで、
「カット構成」「質感」「細部表現」に時代性を出さなければいけない!
例えば、「毛先に軽さを出し過ぎない」とか。
・・・だそうです。
なるほど~(#^^#)
流行、社会情勢、嗜好、ムードなどにより時代性が変わるので、
「『技術+時代をみる目』が大切です!」とも。
「ボブ、ウルフ、ロングレイヤー等々スタイルはいつの時代も存在するけど、『時代によるニュアンスの違いを出せるようにしましょう!』」と奈々先生(^_-)-☆
ということで、
次は、亜海ちゃんの出番。
モデルさんを前にして「時代性」についていろいろとお話の中…
亜海ちゃんモデルでカット実演のはじまり~。
「イマドキウルフ」です。
まずは、顔周りから。
毛先はむやみに梳かない!
カットするパネルを持ち上げる角度によって段を調整し、毛先を軽くする!
左右の毛量のバランスやニュアンスは、ポインティングカットの深さで調整!
等々、伝授♪
流麗なるハサミさばきに、受講者は釘付けです。
さて、仕上げ。
奈々先生の仕事は、「手早い中にも丁寧さ」があり、とても勉強になります(^_^)
今回はオイルではなくバーム仕上げ
亜海ちゃんモデルのカットの間にハッチのパーマ薬液処理も終了~♪
都会的ハッチになれるか!?(≧▽≦)
スパイラルパーマを際立たせるために、毛先のニュアンス重視。
艶を出しつつ、WAX処理♪
そして、仕上がり♪
重さを残す、ウルフカットのできあがり♪
後頭部のボリューム感がナチュラルなのはイマドキ♪
重め毛先のニュアンスが大事です!
最後はみんなで記念撮影(^_^)
リトルウイング一同、みんなでいろいろと勉強させていただいた今回の講習会。
でも、
一番勉強になったのは、モデルになったハッチと亜海ちゃんですよねー♪
このような機会を与えてくださった組合の役員先生方、
そして、
荻原奈々先生、
本当にありがとうございました!m(__)m
=============
【いつもお気遣いに感謝です♪】